大縣神社(読み)おおあがたじんじゃ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「大縣神社」の意味・わかりやすい解説

大縣神社
おおあがたじんじゃ

愛知県犬山市宮山に鎮座。大縣大神(おおかみ)を祀(まつ)る。祭神は邇波縣君(にはのあがたのきみ)の祖で、倭建尊(やまとたけるのみこと)の3世の孫の大荒田命(おおあらたのみこと)のことであるという。創祀(そうし)は明らかではないが、六国史(りっこくし)にはしばしば授位の記事があり、873年(貞観15)には正四位下に昇叙している。延喜(えんぎ)の制では名神(みょうじん)大社に列し、尾張(おわり)国二宮として崇敬された。旧国幣中社。例祭日は10月10日のほか、歳旦祭(1月1日)、太々神楽(だいだいかぐら)講社大祭(4月12日)、八ツ八祭(やつはちまつり)(8月7、8日)などの祭典がある。境内摂社の「姫の宮」は倉稲魂神(うがのみたまのかみ)、玉比売神(たまひめがみ)(大縣大神の子)を祀り、3月15日前の日曜日に行われる豊年祭は、女性器を祭る天下の奇祭として知られている。

[佐野和史]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

新暦の 4月後半から 5月の,梅雨前に日本列島が大きな移動性高気圧に覆われたときの晴天。発現期間は短い。もともとは旧暦 5月が梅雨にあたることから,梅雨の晴れ間の意味で,梅雨晴れ(つゆばれ)とも呼ばれ...

五月晴れの用語解説を読む