日本歴史地名大系 「大聖護国寺」の解説 大聖護国寺だいしようごこくじ 群馬県:高崎市八幡村大聖護国寺[現在地名]高崎市八幡町八幡宮の東隣にある。真言宗豊山派、神通山遍照院と号し、本尊は不動明王。寺伝によれば建保三年(一二一五)、定弘が山城醍醐寺で天皇の病平癒の祈祷をし、天皇より祈祷の本尊である不動明王を拝領、東国に下向して当寺を建立したという(八幡村誌)。至徳元年(一三八四)八月三日付大日経疏愚草奥書(宝生院蔵)に「上州八幡大聖寺遍照王院」本によって書写したことが記される。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by