日本歴史地名大系 「大谷向」の解説 大谷向だいやむこう 栃木県:今市市今市村大谷向[現在地名]今市市今市 大谷向町今市村のうち大谷川の北岸部分。会津西街道沿いに屋並が連なる。西から北へ大笹(おおざさ)街道、東部から日光北街道が分れる。嘉永六年(一八五三)からの尊徳仕法では、瀬川(せがわ)村との入会地五町五反余が開かれ、安政六年(一八五九)から集落北側に五町四反余が開発された(尊徳全集二八―三〇)。明治初年には大谷向・若林前(わかばやしまえ)・間々下(まました)・十六塚前・十六塚留・木根坂(きのねざか)の六字からなり、計二一町九反余、家数七、水天宮があった(地誌取調)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報