大谷木醇堂(読み)おおやぎ じゅんどう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大谷木醇堂」の解説

大谷木醇堂 おおやぎ-じゅんどう

1838-1897 幕末-明治時代の漢学者
天保(てんぽう)9年1月18日生まれ。幕臣。昌平黌(しょうへいこう)で松崎柳浪(りゅうろう)にまなぶ。のち昌平黌の准博士となり,維新後は私塾をひらく。「醇堂叢稿」「醇堂漫筆」「灯前一睡夢」などおおくの随筆,雑著をあらわした。明治30年3月14日死去。60歳。江戸出身。名は季純,のち季良。字は忠醇。通称は源太郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android