大谷準蔵(読み)おおたに じゅんぞう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大谷準蔵」の解説

大谷準蔵 おおたに-じゅんぞう

1845-1866 幕末武士
弘化(こうか)2年生まれ。因幡(いなば)鳥取藩医で,藩校尚徳館の教授をかねる。尊攘(そんじょう)をとなえ,元治(げんじ)元年急進派の高浜鉄之助とともに長州出兵反対を建白。慶応2年再出兵の停止をせまったが,鉄之助とともに捕らえられ,8月3日自刃(じじん)した。22歳。名は顕忠。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android