日本歴史地名大系 「大谷神社」の解説
大谷神社
おおたにじんじや
大谷の東北部、
「南路志」には「社記云、大谷大明神と唱、社地南北廿間、東西十間、宮林十六間、南北三十間」とある。火災にあって旧記棟札を失ったといい、境内に若宮・西ノ権現・弁才天・野神があることを記す。また「祭礼六月十五日、昔時物部川西立田村辺氏子、右川東地西地と分け祭る由、洪水之節、祭難成、立田村に宮を分け勧請、此謂を以在所氏子、居村の烏川東地西地と分け、一年かはりに祭、境内に而むし飯を仕成、神前へ備へ、当番方亭主と成、非番の方を客と唱、むし飯料理、先規は七五三之例に任せ舞殿にて頂戴」と記し、
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報