知恵蔵 「大豆食品」の解説 大豆食品 近年伝統的な豆腐、煮豆、納豆、味噌以外に、大豆たんぱく質をベースにした豆乳やヨーグルトなどの売上げが好調。黄な粉にも人気が集まり、豆乳は第2次ブームとなっている。大豆たんぱく質に血清コレステロールの低下作用があることが実証され、また、成分のイソフラボンに骨粗鬆症(こつそしょうしょう)、乳がんや前立腺がんなどの予防効果が期待されている。2006年、食品安全に委員会は、大豆イソフラボンを食品以外のサプリメントなどで追加摂取できる上限を1日30mgとした。過剰反応のあまり大豆食を控えることになり、健康に悪影響が出ると懸念する意見もある。 (的場輝佳 関西福祉科学大学教授 / 2008年) 出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報 Sponserd by