大越町(読み)おおごえまち

日本歴史地名大系 「大越町」の解説

大越町
おおごえまち

面積:三六・六六平方キロ

田村郡の東部に位置し、南は小野おの町・滝根たきね町、東から北は常葉ときわ町、西は船引ふねひき町に接する。阿武隈高地の中央丘陵部で、南西境に高柴たかしば(八八四・四メートル)、南東境こまはな(八六〇メートル)、東境にとび(八〇四・八メートル)、北境に大平おおひら(六六〇・二メートル)がある。高柴山を源流とする牧野まぎの川が大きく迂回して中央部を北流し、流域になだらかな起伏をもつ低平地が広がる。牧野川にほぼ沿ってJR磐越東線が縦走し、大越駅がある。磐越東線に並行して主要地方道船引―大越―小野線が通る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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