大部郷(読み)おおべごう

日本歴史地名大系 「大部郷」の解説

大部郷
おおべごう

小豆島北部海岸のほぼ中央に位置し、福田ふくだ(現内海町)の西、北は瀬戸内海に面する。中央部を嶮岨けんそ山に源を発するかつら川が北流する。西に妙見みようけん崎が突出して湾内に弁天べんてん島・おお島・中之なかの島などの小島が点在する。近世小豆島九郷の一つで、大部村本村とし、小部こべ村、琴塚ことづか(田井琴塚村とも)枝村とした。しかし郷の称は通常用いられず、大部村というのが一般的であった。慶長一〇年(一六〇五)検地時には小海おみ郷・福田郷とともに北浦組のうちで、郷高一四三石余(小豆島全図)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む