大野允子(読み)おおの みつこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大野允子」の解説

大野允子 おおの-みつこ

1931- 昭和後期-平成時代の児童文学作家。
昭和6年8月30日生まれ。昭和20年の原爆投下時,学徒動員で広島市郊外にいて被爆をまぬがれる。郷里広島市で高校教師をつとめたのち,創作専念。「つるのとぶ日」(共著,39年児童福祉文化賞),「海に立つにじ」「夕焼け記憶」などをかき,原爆の意味をといつづける。広島大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android