事典 日本の地域ブランド・名産品 「大阪三味線」の解説
大阪三味線[祭礼・和楽器]
おおさかしゃみせん
大阪市で製作されている。1562(永禄5)年、三味線は琉球から堺に渡来した。当時は胴に蛇皮を張っていたという。その後、犬・猫の皮を使用するようになった。芸事の盛んな大阪では、三味線が用いられることが多かったため、早くから分業体制が取り入れられ産地が形成された。紫檀・花梨・紅木などを使用。今も昔ながらの技法で手づくりされている。大阪府伝統工芸品。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報