大雨特別警報(読み)オオアメトクベツケイホウ

デジタル大辞泉 「大雨特別警報」の意味・読み・例文・類語

おおあめ‐とくべつけいほう〔おほあめ‐〕【大雨特別警報】

特別警報の一。台風集中豪雨によって数十年に一度降雨量となる大雨が予想される場合、もしくは、数十年に一度の強度の台風や同程度の温帯低気圧により大雨になると予想される場合に発表される。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

共同通信ニュース用語解説 「大雨特別警報」の解説

大雨特別警報

台風や前線活動などにより、数十年に1度クラスの経験したことがないような大雨となる場合、気象庁が発表する。対象地域では土砂崩れ浸水といった災害が既に起きている可能性が高い。崖や沢から離れ、建物の上層階に動くなど、直ちに身の安全を確保する必要がある。多く犠牲者が出た2018年の西日本豪雨、19年の台風19号(東日本台風)などで発表された。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android