大領中村
だいりようなかむら
[現在地名]小松市大領中町
木場潟の北部にあり、東は大領村、北は小松町、南は今江村。元和三年(一六一七)吉兵衛が二七石余の新田を開き、当初は一戸のみであったので、一ッ屋または大領一ッ屋と称したが、のち大領中村としたという(小松市史)。正保郷帳に中村とあり高九八石余、田方二町九反・畑方二町九反余。寛文一〇年(一六七〇)の村御印では高二七七石、免三ツ二分、小物成は畳表役三分(出来)であった(三箇国高物成帳)。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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