日本歴史地名大系 「大頭神社」の解説 大頭神社おおがしらじんじや 広島県:佐伯郡大野町大野村大頭神社[現在地名]大野町 城山妹背(いもせ)の滝近くに鎮座する。古くは口谷尻(くちたにじり)村の字郷(ごう)にあった。祭神は国常立尊・大山祇尊および厳島神社の創祀者と伝えられる佐伯鞍職の三神。旧村社。社伝によれば、推古天皇一一年厳島神社の摂社として創建したという。「安芸国神名帳」に「大頭明神」とみえ、文安三年(一四四六)二月一二日付の厳島社宝蔵財物注文(野坂文書)に「一大般若経一部、大野大頭社ニ在之」と記される。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by