日本歴史地名大系 「天一神社」の解説 天一神社てんいちじんじや 兵庫県:佐用郡南光町東徳久村天一神社[現在地名]南光町東徳久 間村千種(ちくさ)川を見下ろす間村(まむら)の山上に鎮座する。祭神は天御中主神。「延喜式」神名帳の佐用郡小社「天一神玉神社」に比定される。本来の祭神は鍛冶関係の天目一箇神で、社名はこの神名に由来するとの説もある。「文徳実録」天安元年(八五七)八月一六日条によれば、播磨国の「正六位上天一神」が従五位下を授けられている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報