天下御免(読み)テンカゴメン

デジタル大辞泉 「天下御免」の意味・読み・例文・類語

てんか‐ごめん【天下御免】

公然と許されること。はばかることなく堂々と振る舞えること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「天下御免」の意味・読み・例文・類語

てんか‐ごめん【天下御免】

  1. 〘 名詞 〙 することを公然と許されること。世間一般に公認されているさま。
    1. [初出の実例]「必竟は米を帳に書たる迄にて、天下御免の大博奕と云者也」(出典:草茅危言(1789)九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

四字熟語を知る辞典 「天下御免」の解説

天下御免

することを公然と許されること。世間一般に公認されている様子

[使用例] でも、ほんとうに、天下御免のストリイト・ガアルとなるまでには、どれほどの苦労をつまねばならないことやら[川端康成*浅草日記|1930]

[使用例] 坊さんは、どんな家庭の奥の間にも、ズカズカ入って行けるから有利なんだ。一たん信用されれば、医者とおなじことで、天下御免の自由出入ができるんだ[武田泰淳快楽|1960]

出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む