デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「天中軒雲月(初代)」の解説 天中軒雲月(初代) てんちゅうけん-うんげつ 1895-1945 明治-昭和時代前期の浪曲師。明治28年3月生まれ。13歳で真打となる。明治44年九州より上京し,翌年両国国技館の浪曲大会に出演,天才少年と評判をよぶ。おもに桃中軒雲右衛門の演目を演じ,雲月節といわれ人気をあつめた。浪曲第2期黄金時代四天王のひとり。昭和20年4月6日死去。51歳。佐賀県出身。本名は原田定治。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例