天保一揆(読み)てんぽういっき

防府市歴史用語集 「天保一揆」の解説

天保一揆

 1831年に山口県全域でおこった農民反乱一揆[いっき])です。山口市の小鯖が発生源で、石見屋嘉右衛門[いわみやかえもん]という商人が駕籠[かご]の中に犬の皮をしいていたのを農民に見つかったことがはじまりです。これは、稲穂が出る頃に田のそばを皮革類が通れば天気がくずれるという迷信によるものです。

出典 ほうふWeb歴史館防府市歴史用語集について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android