出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…銀河系宇宙の星の渦巻の縁辺が,天上を流れる川のように見えるための名。《万葉集》の七夕歌には〈天河,天漢〉の文字をあて,《和名抄》に〈天河,天漢,銀河,阿万之加八〉とあるのも,主として漢名を伝えたもので,古代中国では,天の川を漢水の気が天にのぼってなったと考え,〈銀漢〉または〈河漢〉とも呼んでいた。しかし,日本でもおそらく古くからこれを天上の川とみていたものであろう。…
※「天河」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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