天流(読み)てんりゅう

精選版 日本国語大辞典 「天流」の意味・読み・例文・類語

てん‐りゅう‥リウ【天流】

  1. 〘 名詞 〙 剣術流派一つ常陸茨城県)の人斎藤伝鬼房隆秀(伝輝房勝秀とも)が、塚原卜伝新当流を学び、鎌倉鶴岡八幡宮に参籠して夢想によって感得、天正年間(一五七三‐九二)頃に創始したものという。薙刀術が今日に伝わる。天道流。〔武術流祖録(1843)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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