天狗なす(読み)てんぐなす

事典 日本の地域ブランド・名産品 「天狗なす」の解説

天狗なす[果菜類]
てんぐなす

東海地方愛知県地域ブランド
主に北設楽郡設楽町・北設楽郡東栄町・北設楽郡豊根村で生産されている。奥三河地区に天狗伝説があることから天狗なすと呼ばれる。天狗の鼻状の奇形果ができやすい。特徴はその大きさで、長さは25cm〜30cm、重さは400g〜1kgほどある。通常のなすの約5倍〜10倍。旬は7月〜10月。焼きなすに適する。あいち伝統野菜

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「天狗なす」の解説

天狗なす

愛知県で生産されるナス。実は400~500gと大型で、果肉は柔らかで水分が多い。名称由来は、天狗の鼻状の奇形実が発生しやすいことからとも、主産地の天狗伝説にちなむとも言われる。県により「あいちの伝統野菜」に選定されている。

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