天狗巣(読み)テングス

精選版 日本国語大辞典 「天狗巣」の意味・読み・例文・類語

てんぐ‐す【天狗巣】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 樹木の一か所から多くの小枝が群生しているもの。神の休み場として切るのをきらう。鴨枝(かもえだ)
    1. [初出の実例]「一本は雪にでも折れたのか梢の所が天狗巣のやうに丸まってゐた」(出典:星座(1922)〈有島武郎〉)
  3. てんぐすびょう(天狗巣病)」の略。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む