天狗田村(読み)てんぐだむら

日本歴史地名大系 「天狗田村」の解説

天狗田村
てんぐだむら

[現在地名]大東町沖田(おきた)

猿沢(さるさわ)村の東にあり、南は渋民(しぶたみ)村。中央をほぼ東から西へ興田(おきた)川が流れる。村名の由来は神亀元年(七二四)八月興田川河岸に天狗星が昇り光り輝いたので、大野東人が天狗社(現天狗田神社)を勧請したことにちなむとされる。天正七年(一五七九)二月二日の葛西晴信知行宛行状写(東山戦国期古文書)によれば、寺崎石見守と富沢日向守との戦いを仲裁した功により天狗田村の七千刈が千田玄蕃頭に宛行われている。なお同一文言・宛先の文書を「奥州葛西動乱記」などは六月二日付としている。寛永一九年(一六四二)の検地の折新渡戸(にわと)集落三九軒が猿沢村に編入されたという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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