天生県立自然公園(読み)あもうけんりつしぜんこうえん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「天生県立自然公園」の意味・わかりやすい解説

天生県立自然公園
あもうけんりつしぜんこうえん

岐阜県北部,飛騨市白川村の境にある天生峠の周辺に広がる自然公園面積 16.38km2。1998年指定。天生峠を中心に,飛騨山地の籾糠山(もみぬかやま),猿ヶ馬場山(さるがばんばやま)などが含まれる。ブナオオシラビソなどの原生林,ミズバショウニッコウキスゲ群落が広がる高層湿原,天生三滝と呼ばれる滝(木滝,中滝,高滝)や急峻な渓谷など,変化に富んだ自然景観が見られる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む