日本歴史地名大系 「天田古墳群」の解説 天田古墳群あまだこふんぐん 和歌山県:御坊市天田村天田古墳群[現在地名]御坊市塩屋町北塩屋日高川南岸の河口近く、標高四〇―五〇メートルの丘陵上に分布する横穴式石室と竪穴式石室を主体とした古墳時代後期の群集墳。約三〇基を数えたが、開墾・宅地造成などによって破壊され消滅。二号墳・一六号墳の小規模な横穴式石室から金をガラスで包んだ玉、管玉・ガラス玉・水晶切子玉・須恵器・土師器・刀子・鉄鏃・鉄剣・馬具類などが出土。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by