天祖(読み)てんそ

精選版 日本国語大辞典 「天祖」の意味・読み・例文・類語

てん‐そ【天祖】

〘名〙 天皇先祖多くは、天照大神をさし、また、国常立尊(くにとこたちのみこと)から天照大神までをいう場合もある。
※大観本謡曲・逆矛(1432頃)「伊奘諾、伊奘冊は、天祖の御教へ、直なる道をあらためんと」

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デジタル大辞泉 「天祖」の意味・読み・例文・類語

てん‐そ【天祖】

天皇の祖先皇祖。一般には天照大神あまてらすおおみかみをさすが、古くは瓊瓊杵尊ににぎのみことをさしたこともある。その他天照大神から鸕鷀草葺不合尊うがやふきあえずのみことまでをいうこともある。あまつみおや。

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