天賜(読み)テンシ

デジタル大辞泉 「天賜」の意味・読み・例文・類語

てん‐し【天賜】

天からのたまもの。「天賜の才」
天子からたまわったもの。恩賜
「是等の恩典を被むる者誰か―の忝なきを仰ぎ歓ばざるあらん」〈染崎延房・近世紀聞〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「天賜」の意味・読み・例文・類語

てん‐し【天賜】

〘名〙 天からのたまもの。天からの贈り物。また、天子から賜わったもの。天皇の下賜品。恩賜。
※籾井家日記(1582頃)二「天賜の御旗をは衣笠十郎兵衛満好〈略〉御名代として」 〔春秋左伝‐僖公二三年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「天賜」の読み・字形・画数・意味

【天賜】てんし

天の賜物

字通「天」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android