デジタル大辞泉 「御名代」の意味・読み・例文・類語 み‐なしろ【▽御名代】 名代なしろを敬っていう語。「大后石之日売命おおきさきいはのひめのみことの―と為して、葛城郡を定め」〈記・下〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「御名代」の意味・読み・例文・類語 み‐なしろ【御名代】 〘 名詞 〙 ( 「み」は接頭語 ) 令制前、王族管理の部民。特定地域の居住民に、王族の名や、その居所にちなんだ名を冠したもの。それらは伴造に統轄されて上番し、あるいは物品を貢献した。孔王部、刑部(おさかべ)、藤原部など。なしろ。[初出の実例]「此の天皇の御世に、大后石之日売命の御名代(みなしろ)と為て、葛城部を定め」(出典:古事記(712)下) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例