天野村(読み)あまのむら

日本歴史地名大系 「天野村」の解説

天野村
あまのむら

[現在地名]伊豆長岡町天野

狩野かの川中流の西岸に沿った村で、北・西は小坂おさか村、南は田方郡神益かんます(現大仁町)対岸は同郡白山堂しらやまどう(現同上)。中世天野庄の遺称地。天正一八年(一五九〇)韮山にらやま(現韮山町)の城主内藤氏の支配となり、慶長四年(一五九九)二月二九日の天野庄検地帳の一部が残る(狩野家文書)。江戸時代初頭は幕府領(韮山町史)。寛文七年(一六六七)の地詰帳(狩野家文書)によると本田分の反別は一六町四反余、田方二町一反余・畑方一三町七反余・屋敷五反余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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