琴平神社(読み)ことひらじんじや

日本歴史地名大系 「琴平神社」の解説

琴平神社
ことひらじんじや

[現在地名]古平郡古平町大字新地町

古平港を見渡す丘の中腹にある。祭神は大物主神・保食神・崇徳天皇。一八六五年(慶応元年)六月箱館奉行から社地の譲渡を受け、大物主神体を下付されたという。崇徳天皇を配祀、御霊代は開拓使より下付された。明治四年(一八七一)七月神殿を造営。「後志国地誌提要」は同五年丸山まるやまの麓に金刀比羅社が造立されたとし、社地は六〇間四方。同八年郷社に列し、古平郡の鎮守とされる。


琴平神社
ことひらじんじや

[現在地名]利根町布川

徳満とくまん寺の西に鎮座。祭神大物主命。金刀比羅ことひら神社とも称し、「利根川図志」には、

<資料は省略されています>

とみえている。江戸時代には布川ふかわ河岸の守護神として信仰を集め、天保一四年(一八四三)に河岸の繁栄を祈願する絵馬が奉納されたほか、文政一三年(一八三〇)には羽中はなか村などの搾油業者が、油搾りの様子を描いた絵馬を奉納している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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