独行(読み)ドッコウ

デジタル大辞泉 「独行」の意味・読み・例文・類語

どっ‐こう〔ドクカウ〕【独行】

[名](スル)
自分ひとりだけで行くこと。単独行。「千里独行
「彼一人―するにもあらず」〈竜渓経国美談
自分の力だけで物事をすること。「独立独行
[類語]独立自立自活独歩特立一人独り立ち独立独歩一本立ち独り歩き自力独力専行孤軍奮闘一匹狼アウトサイダー異端者異分子

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精選版 日本国語大辞典 「独行」の意味・読み・例文・類語

どっ‐こう ドクカウ【独行】

〘名〙
① ひとりで道を行くこと。連れなしにひとり旅行すること。〔文明本節用集(室町中)〕 〔詩経唐風
② 独力で行なうこと。自分の信ずる所にしたがって他に頼らず事をなすこと。
花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉四五「独立独行(カウ)、大に為すあらんとするのみ」 〔礼記‐儒行〕
③ ひとりで取り扱い、事を行なうこと。
明六雑誌‐一五号(1874)政論四〈津田真道〉「又司税官吏等金銭を司る者は小吏と雖独掌独行することを聴さず」

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普及版 字通 「独行」の読み・字形・画数・意味

【独行】どくこう(かう)

独りゆく。独自に行う。唐・韓〔伯夷頌〕士の特立獨行し、義にするのみにして、人の是非をみざるは、皆豪の士、を信ずること篤くして、自ら知ることらかなるなり。

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