太平山(読み)たいへいざん

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

太平山(秋田県)
たいへいざん

秋田県中央部、秋田市と北秋田郡上小阿仁村(かみこあにむら)の境界にある山。標高1170メートル。太平山地の主峰をなし、緑色凝灰岩の基盤岩が広く露出している。古くから信仰の対象になった山で、山頂には太平山三吉神社(たいへいざんみよしじんじゃ)の奥宮がある。役小角(えんのおづぬ)の創建と伝えられ、801年(延暦20)坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)が東夷(とうい)征討の際戦勝を祈願し堂宇を建立、再興したという。[宮崎禮次郎]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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