ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「太平山地」の意味・わかりやすい解説
太平山地
たいへいさんち
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秋田県西部にある褶曲(しゅうきょく)山地。出羽山地(でわさんち)の中央部を占め、北部は米代(よねしろ)川によって白神(しらかみ)山地と、南部は雄物(おもの)川によって笹森(ささもり)丘陵と境される。主峰の太平山(1170メートル)のほか、馬場目(ばばめ)岳(1037メートル)、笹森(1026メートル)、御衣森(みそもり)(969メートル)、剣(つるぎ)岳(1032メートル)など1000メートル級の山々が連なる。壮年期の隆起山地で、第三紀の緑色凝灰岩が主体で、部分的に玄武岩、安山岩が露出し、変成花崗(かこう)岩に覆われる部分もある。旭(あさひ)川、三内(さんない)川、馬場目川などがこの山地から発するが、これら河川の侵食作用が激しく、各地に滝や峡谷がみられる。岨谷(そや)峡、小又川(こまたがわ)渓谷などの景勝地があり、太平山県立自然公園となっている。また山地一帯はブナや秋田杉の美林が多く、西麓(せいろく)には仁別(にべつ)国民の森や太平山スキー場がある。
[宮崎禮次郎]
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
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