太極書院(読み)たいきょくしょいん(その他表記)Tai-ji shu-yuan; T`ai-chi shu-yüan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「太極書院」の意味・わかりやすい解説

太極書院
たいきょくしょいん
Tai-ji shu-yuan; T`ai-chi shu-yüan

中国,元代に燕京 (えんけい) に創設された書院。太宗 10 (1238) 年に,オゴデイに仕えた中書省の楊惟中および下僚の姚枢 (ようすう) が宋書を蔵書するために建てた書院。宋の儒者周敦頤の祠を建て,程 顥 (ていこう) ,程頤 (い) ,張載楊時,遊酢 (ゆうそ) ,朱子の6君子を合祠し,壁に周敦頤が描き著わした太極図 (宇宙の構成原理を表わした図) と『通書』,張載が著わした『西銘』を刻し,また宋の儒者の書八千余巻を収蔵。趙復,王粋らが師となり,ここで道学を講じ,初めて華北程朱学 (→朱子学 ) が広まることとなった。

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