太田新井村(読み)おおたあらいむら

日本歴史地名大系 「太田新井村」の解説

太田新井村
おおたあらいむら

[現在地名]白岡町太田新井

彦兵衛ひこべえ村の南にある。黒沼くろぬま用水・隼人はやと堀川が流れ、また日光御成道が通り道幅四間に杉並木があった。百間もんま領のうち。寛永五年(一六二八)岩槻藩阿部氏による検地があり(風土記稿)、田園簿によると田高一九石余・畑高二八二石余、同藩領。同藩の高岩たかいわ筋に属し、延宝八年(一六八〇)の家数四四(うち本百姓三一)・人数二一六、太田新井新田の家数一六(うち本百姓一一)・人数九一(「岩付領内村名石高家数人数寄帳」吉田家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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