太間川村(読み)たいまがわむら

日本歴史地名大系 「太間川村」の解説

太間川村
たいまがわむら

[現在地名]すさみ町太間川

周参見すさみ浦の北、太間川渓流の上流にある山村。村内南部を熊野街道大辺路が通り、四十八坂とよばれる険路のうちのほとけ坂があり、山頂安居あご峠は西の安居村(現日置川町)との村境。東は小河内おかうち村、北はじよう(現日置川町)。村名は河川の水が地中に潜行して水の絶える所、絶間転訛とする説があり、中世末期は周参見氏領という(続風土記)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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