小河内(読み)おごうち

日本歴史地名大系 「小河内」の解説

小河内
おごうち

鎌倉期よりみえる地名。小郷内・大河内とも記される。現奥多摩町の西部、現在奥多摩湖の湖底に沈んだ地を含め、多摩川流域のはら河内こうち川野かわの留浦とずら一帯に比定される。東京大学国語研究室旧蔵の「韻鏡」写本奥書に「弥勒二年丁卯三月十五日書写了、主什舜、韻之字仮名私印融付之了、武州多西郡小河内峯、於曇華院書写了」とある。これは建長四年(一二五二)二月一二日に書写されたものを、弥勒二年すなわち永正四年(一五〇七)に小河内みね(留浦)曇華どんげ院で書写したもの。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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