太駄郷(読み)おおだごう

日本歴史地名大系 「太駄郷」の解説

太駄郷
おおだごう

太田郷とも記された中世の郷。太駄村ともみえ、現太駄に比定される。建武三年(一三三六)一二月一一日の足利直義下文(安保文書)によると、安保あぼ(現神川町)内の屋敷在家や「太駄郷」などの地頭職安保光泰に安堵されている。暦応三年(一三四〇)正月二四日および同年八月二二日の二通の安保光泰譲状(同文書)では「太田郷」とみえ、光泰の三男光経に譲与されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む