失権株(読み)シッケンカブ

精選版 日本国語大辞典 「失権株」の意味・読み・例文・類語

しっけん‐かぶ【失権株】

  1. 〘 名詞 〙 新株引受権者が申込期日までに新株を申し込まず、未引受けとなった株式。〔音引正解近代新用語辞典(1928)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「失権株」の意味・わかりやすい解説

失権株【しっけんかぶ】

会社増資に際して新株引受権者が申込期日までに引受けを申し込まずに,未引受けのまま残された新株をいう。一般に会社はこの分を再募集するが,切り捨てたまま増資を完了することもできる。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「失権株」の意味・わかりやすい解説

失権株
しっけんかぶ
forfeited stocks

増資新株の引受権者がその権利を放棄し,新株の払い込みに応じなかった場合,それによって残った株式。失権株が生じた場合,その株を切り捨てて増資を完了することもできるが,一般には適正な価格で再募集されることが多い。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む