すべて 

証拠金(読み)ショウコキン

精選版 日本国語大辞典 「証拠金」の意味・読み・例文・類語

しょうこ‐きん【証拠金】

  1. 〘 名詞 〙 契約の履行を確保するために、当事者の一方が担保として相手方に提供する金銭。株式申込証拠金・委託証拠金・売買証拠金などがこれにあたる。
    1. [初出の実例]「証拠金を出し、許可を得て立社するものにて」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「証拠金」の意味・わかりやすい解説

証拠金
しょうこきん

契約締結の際授受される金銭をいう。たとえば、株式申込み証拠金や商品取引、証券取引の際の売買証拠金、委託証拠金などがその例である。取引所が会員証券会社など)からとるのが売買証拠金、会員が顧客からとるのが委託証拠金で、それぞれ初めに徴収する本証拠金相場変動により徴収する追(おい)証拠金(追い証)などがある。信用取引で証券会社が顧客から徴収する証拠金は保証金とよばれている。

[桶田 篤]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

すべて 

1969年から続く英国の文学賞「ブッカー賞」の翻訳書部門で、他言語から英語に翻訳された優れた作品に贈られる。翻訳者の仕事を重視し、賞金5万ポンド(約970万円)は作家と翻訳者で折半される。2005年...

国際ブッカー賞の用語解説を読む