夷曲(読み)イキョク

精選版 日本国語大辞典 「夷曲」の意味・読み・例文・類語

い‐きょく【夷曲】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 記紀に見える上代の歌謡の一種。歌曲節奏によって名づけたもの。いきょくうた。ひなぶり。〔運歩色葉(1548)〕
  3. 狂歌の別称。ひなぶり。
    1. [初出の実例]「鳥がなくあづま歌、今やさかんに行れなれりければ、むしろ織る翁も夷曲のさまをさぐり」(出典:狂歌・徳和歌後万載集(1785)序)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む