奇山円然(読み)きざん えんねん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「奇山円然」の解説

奇山円然 きざん-えんねん

?-1316 鎌倉時代の僧。
臨済(りんざい)宗。駿河(するが)(静岡県)の人。円爾(えんに)の甥(おい)。その法をつぎ,京都普門寺の住持をつとめる。関白一条実経(さねつね)の帰依(きえ)をうけ,山城(京都府)に成恩寺をひらいた。正和5年死去。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android