奇崛(読み)キクツ

デジタル大辞泉 「奇崛」の意味・読み・例文・類語

き‐くつ【奇×崛】

[名・形動]山が険しく変化のあること。また、そのさま。転じて、物事一風変わってすぐれていることにもいう。「奇崛興趣を呈する」

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精選版 日本国語大辞典 「奇崛」の意味・読み・例文・類語

き‐くつ【奇崛】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 山が険しく変化のあるさま。また、その山。転じて、物事の一風変わってぬきんでていることにいう。
    1. [初出の実例]「其趣は之を高尚にすべく、之を奇崛にすべく」(出典:真善美日本人(1891)〈三宅雪嶺〉狩野芳崖〈岡倉天心〉)
    2. [その他の文献]〔何遜‐渡連圻詩〕

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普及版 字通 「奇崛」の読み・字形・画数・意味

【奇崛】きくつ

険しい。

字通「奇」の項目を見る

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