奇玩(読み)きがん

精選版 日本国語大辞典 「奇玩」の意味・読み・例文・類語

き‐がん‥グヮン【奇玩】

  1. 〘 名詞 〙 めずらしい品物
    1. [初出の実例]「親王及侍臣等奉持奇翫珍贄、進之」(出典:続日本紀‐神亀二年(725)一一月己丑)
    2. 「遠方より来れる一時の奇玩となすべきものに易(かへ)られ」(出典:随筆・折たく柴の記(1716頃)下)
    3. [その他の文献]〔後漢書‐董卓伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「奇玩」の読み・字形・画数・意味

【奇玩】きがん(ぐわん)

めずらしい玩賞物。〔後漢書卓伝〕塢中の珍に金二三斤、銀斤、錦綺(くわいこく)素奇玩り、積むこと丘山の如し。

字通「奇」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android