丘山(読み)キュウザン

デジタル大辞泉 「丘山」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐ざん〔キウ‐〕【丘山】

丘と山。また、物が多いことのたとえ。
「もし財貨を好まば、―の如き富を致すべし」〈中村訳・西国立志編

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精選版 日本国語大辞典 「丘山」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐ざんキウ‥【丘山・邱山】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 岡と山。物が多く蓄積しているのにたとえる場合にも用いる。
    1. [初出の実例]「丘山は土石を積て、高き丘山となる也」(出典:清原国賢書写本荘子抄(1530)八)
    2. [その他の文献]〔戦国策‐斉策・宣王〕
  3. 俗世間を離れた静かな落ちついた土地。自然。〔陶潜‐帰田園居詩〕

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普及版 字通 「丘山」の読み・字形・画数・意味

【丘山】きゆう(きう)ざん

おかや山。また、多いたとえ。〔史記、張儀伝〕秦の地は天下ばす。~虎の士百餘、車千乘・騎匹、積粟丘山の如し。

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