奈比賀天満宮(読み)なびかてんまんぐう

日本歴史地名大系 「奈比賀天満宮」の解説

奈比賀天満宮
なびかてんまんぐう

[現在地名]安芸市奈比賀

奈比賀集落の北端伊尾木いおき川に面した山麓鎮座祭神は菅原道真。旧郷社。創建は不詳であるが、社蔵の棟札のうち最も古いものに「奉造営天満天神 応永四丁丑二月 大檀那佐伯正信」とある。しかし文明一四年(一四八二)の棟札には大檀那として橘鍋若丸・橘氏女の名があり、橘氏は中世に安芸一帯を支配した安芸氏で、天文四年(一五三五)の棟札には橘元泰、弘治二年(一五五六)の棟札には橘元盛の名がみえるなど、代々安芸氏によって造営がなされている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

パソコンやサーバーに侵入して機密文書や顧客情報のデータを暗号化して使えない状態にし、復元と引き換えに金銭を要求するコンピューターウイルス。英語で身代金を意味する「ランサム」と「ソフトウエア」から名付...

ランサムウエアの用語解説を読む