奈良原郷(読み)ならはらごう

日本歴史地名大系 「奈良原郷」の解説

奈良原郷
ならはらごう

長江ながえ庄に属した中世の郷。南山みなみやまとよばれた会津地方南部の山岳地帯の東部、阿賀川上流域の現下郷町豊成とよなり栄富えいとみ中山なかやま三ッ井みつい新開しんかい戸赤とあか大内おおうち一帯に比定される。正和元年(一三一二)四月一四日の長沼宗秀譲状案(皆川文書)に「長江庄内奈良原郷地頭職」とみえ、如忍に一期分として与えられた権藤太跡を除いて庶子又五郎宗実に譲られ、同月二二日に鎌倉幕府によって安堵されている。元徳三年(一三三一)九月一五日、長沼宗実は当郷地頭職などを嫡子五郎高宗に譲り渡した(「長沼宗実譲状案」同文書)。元弘三年(一三三三)九月に長沼宗実は当郷などの地頭職安堵の綸旨を申請し(「長沼宗実申状」同文書)、建武元年(一三三四)六月一三日に安堵されている(「後醍醐天皇綸旨案」伊達家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

初冠,加冠,烏帽子着ともいう。男子が成人し,髪形,服装を改め,初めて冠をつける儀式。元服の時期は一定しなかったが,11歳から 17歳の間に行われた。儀式は時代,身分などによって異なり,平安時代には髪を...

元服の用語解説を読む