奈街三郎(読み)ナマチ サブロウ

20世紀日本人名事典 「奈街三郎」の解説

奈街 三郎
ナマチ サブロウ

昭和期の児童文学者



生年
明治40(1907)年1月2日

没年
昭和53(1978)年12月23日

出生地
宮城県仙台市

本名
山田 三郎

学歴〔年〕
東京商卒

主な受賞名〔年〕
小学館文学賞(第1回・昭27年度)「まいごのドーナツ

経歴
大正末期から「童話」に投稿し、小川未明師事。大正14年新興童話連盟を結成し「新興童話」を創刊。以後も多くの童話雑誌に関係し、昭和6年「コドモノクニ」を編集。以後多くの童話雑誌を編集するかたわら創作し、12年「海へ行つた靴」を刊行。他の著書に「かたつむりの旅」「とけいの3時くん」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「奈街三郎」の解説

奈街三郎 なまち-さぶろう

1907-1978 昭和時代の児童文学作家。
明治40年1月2日生まれ。小川未明に師事。童話雑誌編集のかたわら創作をつづけ,昭和12年「海へ行った靴」を発表。風刺的なメルヘンと,幼児日常に取材した生活童話がおおい。27年「まいごのドーナツ」で小学館文学賞。昭和53年12月23日死去。71歳。宮城県出身。東京商業卒。本名は山田三郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む