コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

奉徳寺鐘 ほうとくじしょう Pongdoksa‐jong

1件 の用語解説(奉徳寺鐘の意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

ほうとくじしょう【奉徳寺鐘 Pongdoksa‐jong】

いわゆる朝鮮鐘のうちで,最も優美な巨鐘として知られる。鐘腹の側面に2ヵ所,漢文で陽鋳された銘文がある。全体に磨滅はひどいが,銘文によると,当時,聖徳大王神鐘と呼ばれて,新羅の王都,現在の韓国慶尚北道慶州市にあった奉徳寺にかかっていたものである。奉徳寺は,738年(開元26)に,孝成王によって,父聖徳王追福のため創建されたものである。ところが,孝成王は存位わずか5年で没したため,弟の景徳王がその位を継ぎ,そして12万斤の銅を用いて,一大梵鐘を鋳造しようとしたが,在世中に完成せず,景徳王の子恵恭王が,771年(大暦6)にようやく父王の意志を継いで完成したという経緯がある。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

奉徳寺鐘の関連キーワード箕子朝鮮朝鮮鐘優美いわゆる脱法ドラッグ所謂鐘の音一の才印支弥

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone