奥仙遺跡(読み)おくせんいせき

日本歴史地名大系 「奥仙遺跡」の解説

奥仙遺跡
おくせんいせき

[現在地名]大安町門前 奥仙

員弁川右岸の下位段丘上にあり、門前もんぜん集落の北部に立地する。遺跡の北側には浅い谷が入込む。現状は畑地宅地であるが宅地化が進んでいる。標高は約四五メートル。遺物の散布範囲はかなり広く、約一ヘクタールに及ぶ。遺物には縄文式土器石器を中心に、弥生式土器・土師器須恵器などがある。縄文式土器は前期の北白川下層式に属するものが多数出土している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android